『魔法のアメ』幼稚園の先生の神対応

ブログにご訪問頂き、ありがとうございます。
はなです。

昔のお出掛けのお話が続いていました。
今日は子育てママらしく、娘のお話、娘が幼稚園の頃にさかのぼります。
先生の対応に、とても感動した出来事がありました。

 

年長になったすぐの頃、娘が幼稚園のお友達とケンカ（？？？）をしました。

幼稚園の新学期が始まり、半日で帰ってきた後に、保護者会の為に再度幼稚園へ。
そこでお友達と喧嘩をして辛かったことを思い出してしまい、泣き出して私から離れなくなってしまいました。

 娘の話を聞いていると、ちょうどそこに年中の時の担任だった先生がそろそろ保護者会が始まりますよと呼びに来てくださり、慌ただしく娘を託しました。

娘の話を聞いた私の感想は、ケンカでもなんでもなくて、自分の気持ちを主張したお友達と、それに対して何も言えなくて我慢した娘。
ケンカしたのとは娘自身の言葉です。

生後3～4ヶ月くらいから子育て支援センター等通って遊んでいましたが、ずっと感じてたことでもありました。
娘はお友達とおもちゃの取り合いをすることがほとんどありませんでした。 
使ってるおもちゃを取られても、涙をこらえて我慢して固まってしまいます。
そして私が声を掛けると泣きだす、そんな娘です。

 

 

先生はその後、そのお友達を交えて一緒に話し合って、お互いの意見を聞いて。
仲直りをさせてくれました。
そして、ちゃんと仲直り出来た二人に魔法のアメをくれました。

 

 

保護者会の途中に報告に来てくださった先生。
あれ～？なんだか娘の話と違う？？と思いながら聞いていましたが、保護者会が終わってからもう一度フォローに来てくださった先生が、子供たちに掛けていた言葉を聞いて納得です。

私に対して説明したのと矛盾する声掛け。

ちゃんと何が起こったかを理解していながらも、敢えて子供たちの言葉を尊重してるんだ！
後から娘に聞いても、やはり私に話したことでも先生には言えなかったそうです。
多分表情を見て察してくださってるんでしょうね。

たとえ違和感を感じたとしても、「それはこうなんじゃない？」なんて言ってしまえば

きっと子供たちは傷つき、次から話してくれなくなります。
出番があるかどうかも分からない魔法のアメも常に作って持ち歩いてらっしゃる先生。
プロなんだなぁと感じました。

 なんだか娘を擁護するような書き方になったような気がしますが、そこは我が子なので大目に見て頂けると嬉しいです。

年中の一年間、本当に良い先生に恵まれました。
私も娘も、この先生が大好きでした。
お父さんと同じくらい怖いんだよといいながら、年長もこの先生が良かったと何度も言っていました。

 

 

相手のお友達とは本当に仲良し。
今も、同じ小学校に通って、学校以外でも一緒に遊ぶほど大好きなお友達です。
そしてこの出来事も、双方ともに幼稚園児らしい可愛らしい主張。

実際に普段の様子を見て二人の性格も分かるのでなんとな～く状況も想像できます。

あくまでも現場を見ていない私の主観ですが、どっちも悪くない。

でも、どっちも直すところはある♡　

大好き過ぎるが故に起こったすれ違い。

 

言われるがままで何も言わない娘も大いに改善の余地があります。

とはいえ、私にはできないことだったから、それがとても難しいことだと言うことも

知っています。

 

母親らしからぬ発言かも知れないですが、一度くらいケンカしてもいいんじゃないかな？

その後、きちんと仲直りすれば、もっと仲良くなれると思うし。

ケンカ出来るくらい、自分の意見を言えるように(笑)。

誰ともケンカする力がなかった母だからこそのちょっとズレてるかも知れない願いです。

 

 

先生も私が感じたのと同じくケンカだとは判断されなかったようで（推測ですが）、特に誰も叱られるでもなく。

ただ、他の子と一緒に遊びたかったお友達と、その為にずっとひとりぼっちで過ごした娘。

「わたしは悪くないのに、なんでわたしも先生とお話しなきゃだめだったの？おかしいよ」

納得がいっていなかった娘とはその夜、また話をしました。
年中の頃もずっと我慢していたようで、１時間半くらい自分の思いを話してくれました。

娘には毎晩、日記を書きながら「今日は何が楽しかったですか？嫌なことはありましたか？」と聞いていますが、いつも忘れたと言っていました。
今まで我慢してたのが爆発したのかな・・・。 

娘の主張を聞きつつ、そういう時は、こう言えばいいんだよ。
こんな風に言えば、分かってくれるかも知れないよ、何度も何度も、繰り返し話しました。
まだ納得いかない様子でしたが２１時過ぎ、ネガティブ且つアグレッシブな発言が娘から出てきたので軌道修正をして話を切り上げました。

 

 

私自身が我慢をする子供でした。
家でも学校でも、言いたいことを言えないまま大人になりました。 

娘が生まれてからは、守らなきゃ！と少し勇気を出す努力をしていますが、常に我慢し続ける結果がどうなるか、誰にも話を聞いてもらえないとどうなるか、身に染みて分かっています。

ちゃんと自分の気持ちを伝えられる子になって欲しい。
常に100％の味方がいることを忘れないで欲しい。

周りの大人から見て些細なことでも、本人にしてみたら本当に辛い、心に傷が残る大問題かも知れない。

これから小学校だけでなく、中学校、そして社会人になって、もっと嫌なこと、理不尽なことが出てきた時に、私を頼ってくれるか、信用してくれるか。

こういうことの積み重ねだと思っています。

  

これから長い人生、娘も私も二人揃って成長出来たらいいなと思います。

 

 

 

 2019/04/14/060425

 お花との生活がちょっと楽しくなるコラム

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