東京都八王子市『高尾山 薬王院』の精進料理を食べてきました
ブログにご訪問頂き、ありがとうございます。
はなです。
先週、夫と二人で高尾山にある薬王院に出掛けていました。
先日のブログの最後に書いていた『#いこうよ高尾山』のキャンペーンで当たった精進料理のペアお食事券、期限切れになる前に行けました!
実は、予約したのは前回の記事を書く以前の7月でした。
夏休みが終わって、シルバーウィークの前だったらねらい目だろうと日程を決めたものの、緊急事態宣言の延長。
キャンセルした方がいいのかな?と迷いながらではありましたが、当日は雨上がりの曇天もあってか、混雑することなく涼しくて、この日で正解でした。
高尾山の入り口からは、登山道を歩くことも出来ますがケーブルカーが出ています。
日頃運動不足で体力のない私たちは、ケーブルカーを選びました。
少し離れたところには、スキー場にあるようなリフトもありますが、今回はより近い方です。
ケーブルカーは、オリンピック仕様になっていました。
ケーブルカーの駅を降りて、約15分程歩いたところに薬王院があります。
食事の前にお参りもしたのですが、全然写真を撮ってなかったことに帰り道になって気づきました。
撮ったのは、入り口の一枚のみ・・・。
案内係のお坊さんが仰っていました。
精進料理を食べることが出来るお店は、鎌倉など関東地方にも何カ所があります。
でも、たいていはレストランが精進料理を「再現している」ものなのだそうで。
お寺でお坊さんが調理して下さった精進料理を食べることが出来る場所はかなり珍しいんだそうです。
案内して頂いたお部屋に入ると、席にはカードが置かれていました。
夫と私でデザイン違い。
裏返すと、私のが「切磋」と夫のが「九行」の天狗の落とし文。
なんだか、正に私達に必要なものを指摘されているようで、身が引き締まります。
今回頂いたお料理は、2つある精進料理のコースのうちの一つ、天狗膳でした。
一の膳、左上から順番に
ゴマ豆腐、オクラの小鉢、てんぷら、とろろ汁、煮物、お新香、雑穀ご飯、ジュンサイのお汁。
二の膳は重箱。
揚げ物と焼き物のお皿に、デザートでした。
お肉やお魚を使わない精進料理って、味が薄くて物足りないかも知れないというイメージでした。
でも実際は、一つ一つ丁寧に調理されたお料理は、どれもしっかりとお出汁が効いていて、全部が美味しい。
動物性の素材を使わないのが精進料理です。
当然のことながら、お出汁を取るのもカツオ節などは一切使用していないそうです。
甘い煮物、柑橘の爽やかさ、揚げ物のコク、きのこや雑穀の食感。
ものすごく考えつくされた、手の込んだお料理なのだなということが伝わってきます。
私達が食事をさせて頂いたのは、テーブル席の個室でした。
夏休み明けで狙い目だろうという読み通り、私達以外には2組しか出会わなかったですが、落ち着いてゆったりと食事を楽しませて頂きました。
お食事以外にも、嬉しいサプライズがありました。
一人1本ずつ、「九字撫木(くじなでぎ)」が用意されていました。
ここに自分の名前を書いて、裏面に体の中の治して欲しい所を書いておくと、後からお焚き上げをしてくださるそうです。
今はまだ緑色の木々、11月に紅葉したら絶対にきれいですね。
その頃には、もう少しコロナが落ち着いているといいなぁ。
薬王院の詳細
住所 : 〒193-8686 東京都八王子市高尾町2177番地
電話 : 042-661-1115 (受付時間:8時30分~16時30分)
個人部屋は2人から、大部屋は100名まで対応可能
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