錫婚式(すずこんしき)の記念品に『能作』の酒器
ブログにご訪問頂き、ありがとうございます。
ミキです。
今月、結婚10周年を迎えた我が家。
結婚記念日って、年数ごとに名前があるってご存じですか?
50年目の金婚式は有名ですが、10年目は錫婚式(すずこんしき)です。
錫婚式
錫は朽ちにくく錆びにくいため、縁起が良いとされています。
これからの永く美しい結婚生活を誓うという意味があるんだとか。
こちらの記事で、1周年の紙婚式など、年数ごとの名前をご紹介しています。
能作の酒器を買いました
せっかくの錫婚式なので、錫製品が欲しいねということで、夫と二人で吟味した結果、Amazonでこちらの酒器を買いました。
富山県にある大正5年から続く鋳物の工房『能作』の酒器セット。
都内の百貨店でも購入ができるようです。
光沢を押さえた控えめな感じが美しい、片口と杯のセットです。
サイズ展開が大中小とありましたが、お酒が好きな我が家が購入したのは片口の容量300mlの一番大きいサイズです。
ちなみに、真ん中サイズが1合でした。
冷蔵庫で少し冷やしてから、冷酒を頂いたのですが、温かいお部屋でのんびり吞んでいるのに全然ぬるくならないんです!
さすが、錫!と夫と二人感動しました。
錫の特徴
錫は酸化しにくく、錆びにくい安定した金属です。
そのため色の変化が少なく、美しい光沢を長期間に渡って保ち続ける特性を受け、古くから装飾品として用いられてきました。
また、有害物が溶け出さない安心安全な素材である上に、抗菌作用があることから神様に捧げる進物としても扱われてきたそうです。
割れません
錫は金属の中で、比較的やわらかいという特性があるため、割れないという特長を持っています。
錆びません
錫は非常に特殊な素材で、空気中でも水中でも錆びません。
抗菌作用があります
酸化しにくく抗菌作用に優れているため、古くは紀元前1500年頃の古代エジプト王朝でも珍重されていました。
殺菌効果があります
殺菌効果により、切り花の切り口に雑菌がつかないとの研究結果もあるそうです。
「錫の花瓶は切り花が長持ちする」、「井戸の中に錫を落とすと水がきれいに保たれる」と古くから言われています。
人体に影響がなく安心な素材です
有害な物質が水中に溶け出して人体に悪影響が及ぶことはありません。
水が腐りません
錫は、分子が粗いため、不純物を吸収する性質があります。そのため、水が浄化され、腐りにくく、花が長持ちします。
お酒がまろやかになります
錫はイオン効果・抗菌効果が高く、お酒がまろやかになると言われ、現在も焼酎工場で蒸留器の管に使われています。
密閉性が高い
錫製の茶筒や茶壷は密閉性が高く、茶葉などの保存には最適とされています。
熱伝導率が高い
錫は熱伝導率が高い金属です。熱いものを入れると錫器も非常に熱くなります。
出典:長州鋳物記念館
こちらも是非読んでくださいね!
ランキング応援クリックお願いします!!